八日目の蝉

最終更新日

アヒル子はあまり映画を見ない。

だから数は知らないし、

あまり映画にのめり込むこともない。

 

でも、とても好きな作品がある。

 

「八日目の蝉」

 

この話は、不倫をしていた女性が、

その相手の家庭から赤子を誘拐し、

逃亡生活の中で愛を育んでいく話である。

 

話は数年後、4歳で実の家庭に帰って

心にポッカリと穴を開けてしまったような

大学生の娘が中心となって、展開されていく。

 

娘は誘拐犯と同じように、不倫をして

子供を孕ってしまっていた。

それと同時に「幼少時代に時を一緒にした」

というライターと出会う。

2人は一緒に旅をし、過去を思い出し

母親となった自分をしっかりと捉えていく。

 

この話の悪者は勿論、不倫していた偽物の母。

相手の男性(実父)や女性(実母)に

酷いところがあったにせよ。

深い悲しみはあったにせよ。

相手の家庭を壊して、赤子まで拐ったのだ。

決して許されることではない。

 

けれど何故だろう。

 

偽物の母ではあったけれど。

そこには確かな愛があったのだ。

確かな親子関係があったのだ。

かけがえのない安らぎがあったのだ。

それを切り裂かれるほどの悲しみはない。

愛とは尊いものである。

間違う事なき真実なのである。

 

愛で溢れた日常と

その中で見る景色は美しいものである。

 

 

 

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アヒル子はこの作品には

深夜のNHKで出会った。

 

檀れいを主演としたドラマが夜中に再放送されていた。

2010年の作品だから、丁度アヒル子が20超えたあたりのことだったのかもしれない。

 

それはもう、ボロ泣きの嵐ですわ。

今初めて知ったが、檀れいは初主演で

ワシはもうゾッっコンの檀れいファンである。

金麦のCM見るたびに狂喜してたし

今でも金麦がやめられない(笑)

 

しかし、それまで映画とかドラマとかで

泣いたことなかった。びっくりしたでござる。

 

女性は特に。これ見たら泣けると思う。

 

今日はAmazonプライムで

井上真央主演の映画版を見ることが出来た。

相変わらずボロ泣きした。

檀れいのドラマも良かったけど、

映画も映像が綺麗で良かった。

犯罪者ではあったけど、

永作博美演じる母はとても美しかった。

 

是非、女性の方は見てくだされ(*´∀`*)

八日目の蝉

 

 

しっかし、「三つ子の魂最後まで」って

本当だと思うなぁ〜。

子供にとって愛情がどれだけ大切なものかも、

心に深く留めておきたい。

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