鉱物採集についていく
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アヒル子の職場は。
職場柄。
鉱物マニアが多い。
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いわゆる「石の会」
というのが存在していて。
たまにお昼に集まって、
持ち寄った石を眺めて。
ため息をつきあう、という
なんとも気色悪い会がある。
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笑
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私もそんな1人。
病気の度合いは低レベルだが。
美しい石は美しい、と思う。
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この度、
そんな会で「巡検」なるものが
企画された。
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巡検とは、地質用語で。
皆んなで地層や石を、
現地まで来て回ることを指す。
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今回は車片道4時間走らせて行ってきた。
アヒル子は低レベルなので
他人の企画に乗っかるスタイル。
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午前中はモルデン沸石や、
玉髄などが産出する露頭に張り付く。
曰く、玄武岩のハイアロの隙間に
鉱物が晶洞を形成しながら成長しているそうな。
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皆んなハガネとハンマーで
本気になって露頭から岩を引っ剥がすから
すごいすごい。
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ハンマーすら持っていかなかった
自分が恥ずかしい。
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連れて行った旦那は
初めは面白そうに借りたハンマーを
同じように奮っていたが、、、
1時間ぐらいで、関係ない石を叩きだす始末。
飽きてきちゃったのね。。。
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午後は浜で金広い。
なんと
落ちている石に金の細かい粒が入ってるのだ。
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大体3時間はやってたかもしれない。
前回はひとつぐらいしか見つけられなかった
アヒル子も、今回はそこそこ収穫があった。
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とっていた人は、袋いっぱいに、、、
そんな取ってどうするぞ、、、、
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旦那は一つ拾えて満足。
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15時も回って。
いい加減、昼飯を食っていない
体は限界を迎えてきた。
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まだやりたがる子供たちを横目に
終わらせようとする、ワイ。
近くのセルビア料理、
「African Dream」への切符を勝ち取った。
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食べたクスクスは
始めそこそこ、後半きつかった。
さすが世界最小のパスタ。
密度半端ねえ。
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玉ねぎと、鶏肉の味も強え。
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バオバブの実のジュースは
なんか舌に刺激を感じる
濃いミルミルだった。
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何にせよ。
鉱物好きに改めて敬意を表したい。
楽しかった。
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あと、旦那は言った。
「あそこまで夢中になれるのって。
地質の才能を見た気がするよ。
夢中になれるのが地質の才能だよ」
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ごもっともでござった。
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