積雪の塔ノ岳・蛭ヶ岳
2月某日、確か月曜日。
東京に大雪警報が発出された。
その日は会社でも早く切り上げろと命令。
ルンルンで帰った。
その週末は
塔ノ岳に出かけるチャンスだと思った。
積雪の塔ノ岳。
なんなら蛭ヶ岳まで行ってしまおう。
昔見た、霧氷の丹沢をまた見たい!
水曜日には酒を嗜みながら
会社の先輩と作戦会議。
決行が決まった。
その場で山荘を予約。
準備はバッチリだ。
中日の日曜日に朝から移動して。
昼前から大倉尾根登って。
15時半には着いてたかな。
ついたらそそくさと宴会開始。
前日に仕込んでおいたあん肝と白子と。
湯豆腐をつまみに、日本酒ごくごく。
ぷはぁ(*´∀`*)
お陰様で山荘で出された夕飯を
全部食べるのが辛かった。
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翌朝は4時半ごろ出発。
ヘッドライトで照らしながら歩く。
それはもう、ひたすら歩いた。
塔ノ岳を過ぎ。
丹沢山について、
心折れそうになりながらも。
よし、蛭ヶ岳を目指そう。と。
丹沢山を過ぎたら世界が変わった。
雪の稜線を富士山見ながら歩く。
霧氷もところどころ、つき始めた。
そして、時間と戦いながらも。
蛭ヶ岳に到着。
午前10時。
4時半からだから5時間半歩いた。
コレから、同じ道を引き返さなければならない。
歩け歩け。
歩け歩け。
歩け歩け
丹沢山を通過し
塔ノ岳へ戻ってきた。
午後14時。
行動時間にして既に9時間半。
行きに買ったポンカンを
凍えながら、ほう張る。
さあ、あとは大倉尾根、
通称バカ尾根を下るだけだ!
、、、
、、、
、、、
と思いきや、問題発生。
2人して膝痛え。
足を一歩一歩出すたびに激痛!
くあ!!
なんとか花立山荘に15時。
お汁粉でひと休憩。
降りなければ、、、、
そして、休み休み
一歩一歩降りて。
駐車場に戻ったのは19時前。
14時間半の行動時間になっていた。
もちろんあたりは真っ暗。
朝出る時もヘッドライト使えば、
帰りもヘッドライト。
こんな長時間になったのは
初めてだ。
足はボロボロ。
両足、引きずる勢い。
帰りの車は2人言葉少なげに、
家まで帰るのでした。
結局、筋肉痛が完治したのは
1週間後。
大変な山行でした。
でも、蛭ヶ岳行けて嬉しい!
やったぞ、ワイ!!
積雪の丹沢も楽しかった!!